当院の実際の治療テクニックに簡単に説明致します。
◆アッパーサービカルテクニック

アッパーサービカルとは、上部頚椎という意味です。
カイロプラクティックを創始したD・Dパーマーを継いだ2代目B・Jパーマーが、「一番大切なのは上部頚椎にある」とした理論を基に構築された治療技術です。 
 B・Jパーマーは、約30年の歳月をかけて研究し、「直接、病気の原因となる神経圧迫は首の上位の骨(上部頚椎)にあり、ここに神経圧迫が起こると人間本来に備わっている自然治癒力は弱められ、その結果あらゆる病気が発生しやすくなる。そこで、この神経圧迫を取り除くことにより、脳からの先天的治癒力が高められ、病気の治癒が行われる。」と言っておられます。
 脳に一番近い第一・第二頚椎、後頭骨のあたりに問題が生じると小脳・橋・延髄などに問題が及び、身体に支障をきたされるといいます。脳に一番近いところに問題があれば、神経の伝達組織はうまく働きません。いくら他の悪いところだけを治しても一番重要な上部頚椎付近を治療しないと、またすぐに問題が起きてきます。
 当院では、この上部頚椎をメインに、下部頚椎、脊椎、骨盤、仙骨、関節など身体全体を診て治療していきます。
◆HIO(ホールインワン)テクニック

これもB・Jパーマーが考案されたテクニックであり、スペシフィック・テクニックとも呼ばれている。全ての病気の原因は上部頚椎にあるとし、上部頚椎のサブラクセーションを1ケ所のみ治療する方法です。
◆ローガンベーシックテクニック

仙骨を中心に治療するテクニックです。
人の身体は仙骨が中心にあり、身体を支えています。その仙骨が歪むことにより、脳からの脳脊髄液の流れが悪くなり、体液の循環が滞ります。仙骨と後頭骨・頭蓋は、相互扶助関係にあり、仙骨が悪くなることにより後頭部及び頭蓋に悪影響を及ぼすといわれており、脊柱の側湾なども起こります。当院では、仙骨の治療をしただけで、後頭部の頭痛がスッとなくなったという症例が数多くあります。
◆骨盤調整テクニック

骨盤は仙骨と同じように身体の中心で、身体全体を支えています。仙骨を治療するには、やはり骨盤はすごく大切です。骨盤調整をすることにより、仙骨、頭蓋、脊柱は安定してきます。女性の生理痛や便秘、不妊症なども骨盤の歪みは、かなり影響があります。。
◆関節調整テクニック

各関節は、ひねってねんざを起こしたり、使いすぎて腱鞘炎を起こしたりします。
頚椎や脊柱、骨盤を治しても多少の痛みは取れてきます。しかし、その末梢にある関節に問題が残っていれば、どうしてもそこをかばうようにして、他の部位に無理がかかってきます。関節というものは、一番使うところであり、そこを正常にすることにより、体液の循環がスムーズになり、身体全体の使い方が正常になります。一番使う所だからこそ、大切なのです。
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